ロッドアートの勝手な解釈の
釣 り の 用 語 集



スパンカ

船の後ろにある三角の帆のことです。
 
スパンカは、風に対して、船首を風上え向ける(船を立てる)為のもので、大変重要なものです。 これがないと、船の方向が定まらず、あちこちに船が向いてしまいお祭りばかりして、とても釣りが出来ません。 蛇足ですが、遊漁船の”良し悪し”は、スパンカの張り方でもわかる場合があります。

釣りモノによって と言う部分もありますが、スパンカをきっちり張っていないと、船がふらついて、お祭りが多かったり、底魚を狙う時には棚がボケる原因になります。
 
以前、知人の紹介で御前崎の遊漁船でマダイ釣りをしました。どの遊漁船船長も、お客全員に釣ってもらいたいと思っています。が なかなか そう上手くは いかないのが常です。 しかし、この遊漁船の船長は、2度3度と、スパンカの左右の角度を微妙に変えて船の流れていく角度を調整し、何とか全員に釣らせてしまったのです。 いままでに、そこまでマメにやってくれた船長はなかったのでちょっと感動でした・・・



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